連日2日、合計4時間半ほどかけて駆け抜けてきました。
リトルナイトメアが好きな人は好き、ないしは、これら(LIMBOとINSIDE)があったからこそリトルナイトメアが作られた、とも聞き及んでいたゲームでして。
アクションではあるもののパズルの面もあり、終盤はタイミングゲーであること
ゲーム内においてテキストは一切なく「感じ取れ」というたぐいのゲームであること
そして、終わり方もいわゆる「すっきり」とした簡潔なものではないこと
もまぁまぁ共通点であるな、と思いながらプレイしておりました。
あえていうならあれだな『慣性の法則』が非常に大事すぎる部分が多々有り、それを含めてタイミングが非常にシビアで結構な回数トライ・アンド・エラーを強いられたな、という感じ。
一方で、リトライが大体において本当に「死ぬ直前」から開始できる、逆に言うとゲーム内での「チャプター分け」の位置が非常に絶妙だな。と思いました。
何度か「またここのりこえるの?!」というところから再開を強いられることも有りましたが、とにかくやり直しがサクサクで、ゲーム側にはあまりストレスを感じなくてよかった。
何にストレスを感じたかって?己のプレイングだよ!!!!!
ちなみにこのゲーム、Steamのストアには
『運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる』
と書かれておりまして
そのトレーラー文を見るに、死別してしまった妹を冥府に赴いてでも取り返そうとしている無謀な兄、とプレイ前には認識をしていたんですけれども。
つまり、冥界降りをしている側である、ということですね。
妹が死んでしまった、という運命を受け入れられなくて亡者の世界から取り戻したい兄。
で、完走した感想ですが………多分逆じゃね????
クリア時に見た場面、見覚えがあるな、と思ったんですがどこかのタイミングで寄生虫を食らった場所で見たな…っていう。
チャプター26~30のタイミングだな…吊りはしごの下に座り込んでいる女の子がいて、駆け寄ったら寄生虫を食らったところ…。
あと、そもそも最後目を覚ましたところって、最初に倒れていた所とも酷似ではないですか?
と思っており…。
死んだのは兄で、妹はそれを弔ってくれていたところに、その自覚がない(または自覚はあるが子どもの無邪気さ故に「帰れば妹に会える」と思っている)ため黄泉帰りを行っていたのでは…?
最後水中に飛び込み、沈むように着地したのも、こう、異世界(黄泉)からの脱出、かつ離脱した魂の体への帰還、にも感じられるし。
妹にとっては死んだはずの兄の遺体が起き上がり歩み寄ってくるという恐怖体験があの瞬間始まっている可能性がある。
なによりも「兄と妹の感動再会!」というわかりやすいハッピーエンドを迎えたのであればあの瞬間女の子は振り返って兄に駆け寄り、二人抱き合ったっていい。
なのに背後に歩み寄る兄と、気づいたのだろうけ動きを止めた妹、でシーンをぶち切られた時点で「ハッピーエンドが約束され難い」のは確かなわけじゃないですか。
…まぁ、トレーラーを読んだ際に感じた冥界降りのパターンであり、妹は自分の死んだことを受け入れているので冥府まで迎えに来てしまった兄に反応できない、みたいなことでも同じ演出になる気はするんですけど…。
でも、これが僕の『冥府・冥界・死後の世界』への偏見なんですけど、あそこって「行きは良いよい帰りは怖い」場所じゃないですか?
行くこと自体は簡単なんですよ、死ぬのって簡単ですからね。
ただ、そこから戻ることに非常に苦労するわけじゃないですか。普通は生き返りませんからね。
であればそこ、『兄が死んだ妹を迎えに行く』のって、「妹に会いに行く」まではヌルゲーのはずなんですよ。
妹と再会したあと、現世に戻る際にあのレベルの妨害を喰らうのが、イメージとしても相違ないんですよ。
だというのに兄単身の行動時の段階であんなにも凄まじい妨害を食らっていた、ということこそが、黄泉返りの物語だったんだろうなあ。という解釈でした。
をどう咀嚼するか、という話でもあるんですけども。
死体にたかる虫なのか普通にノイズなのかわからない表現も含まれててアレなんだけども
僕の解釈のままでいくと、あのまま大人しく兄が死んでいれば妹は足げくあの場に通って弔ってくれただろうに、恐らく逃げ帰ってにどとあそこに弔いに来る人はいなくて朽ちていった、ということになるのかな~。
死を受け入れている妹を死を受け入れていない兄が無理くり迎えに来た、みたいになるのんかな。
LIMBO=辺獄って特段地獄ではなく、天国と地獄の間、という立ち位置らしいんですよね。
死んだら一旦保留される場所、と雑に捕らえたんですけど。